長崎暗号資産(仮想通貨)研究所です。
暗号資産のことを発信している当メディアだからこそ、どうしても伝えておきたいことがあります。暗号資産を使った詐欺のことです。
「都会の話でしょう」と思われるかもしれません。でも、長崎でも被害は大きく増えています。
長崎県内の被害の状況
長崎県警察のまとめでは、2025年(令和7年)11月末までに、長崎県内で認知されたSNS型投資・ロマンス詐欺は176件、被害額は約10億4,600万円でした(暫定値)。
内訳(令和7年11月末・暫定値)
- SNS型投資詐欺
108件・約7億8,484万円 - SNS型ロマンス詐欺(投資を名目にしたもの)
53件・約2億4,878万円 - SNS型ロマンス詐欺(そのほか)
15件・約1,199万円 - 合計
176件・約10億4,561万円
同じまとめの2025年5月末の時点では56件・約3億5,116万円だったので、半年ほどで件数は3倍以上になっています。
よくある手口
公式の注意喚起などで紹介されている、よくある流れです。
- SNS の広告やメッセージで、有名人や投資の専門家を名乗る人から声がかかる
- LINE などのグループに誘われ、「先生」や「アシスタント」から投資の話を聞かされる
- 聞いたことのない取引所やアプリをすすめられ、お金や暗号資産を送らされる
- 画面の上では利益が出ているように見えるが、引き出そうとすると「手数料」「税金」などの名目でさらにお金を求められる
マッチングアプリなどで親しくなった相手から、暗号資産の投資をすすめられる「ロマンス詐欺」も、同じ流れをたどります。
こんな言葉が出たら、立ち止まる
危険のサイン
- 「必ず儲かる」「元本保証」「あなただけ」
- 会ったことのない人が、投資の話をしてくる
- 聞いたことのない取引所やアプリに、お金を送るよう言われる
- 引き出すのに、先にお金を払うよう言われる
- ウォレットの「秘密鍵」や「復元フレーズ」を教えるよう言われる
暗号資産は、値段が毎日大きく動くものです。「必ず儲かる」ことはありません。
取引所が本物か、自分で確かめる
日本で暗号資産の取引所(暗号資産交換業)を営むには、金融庁・財務局への登録が必要です。登録していない業者との取引はしないでください。
無登録の業者の一覧は、警告した時点のものです。一覧に載っていないからといって、安全とは限りません。迷ったら、登録業者の一覧に名前があるかを確かめてください。
長崎で困ったときの相談先
「おかしいな」と思ったら、お金を送る前に、ひとりで決めずに相談してください。
| 困ったこと | 相談先 |
|---|
| 詐欺かもしれない・被害にあった | 警察相談専用電話 #9110(長崎県警察 095-823-9110)。お金をだまし取られた、危険が迫っているときは 110番 |
| 勧誘・契約のトラブル | 消費者ホットライン 188(近くの消費生活センターにつながります)、長崎県消費生活センター 095-824-0999 |
| 業者が登録されているか | 金融庁 金融サービス利用者相談室(別ウィンドウで開く) |
受付の時間は窓口によって違うので、公式サイトで確かめてください。
ご家族にも伝えてください
被害は、若い人にも年配の方にも起きています。長崎県警察のまとめでは、SNS型投資・ロマンス詐欺のうち、高齢の方の被害は11件、約3億1,379万円でした(令和7年11月末・暫定値)。ご両親や祖父母、まわりの方に「SNS で投資の話が来たら、送金する前に誰かに相談してね」と、ひとこと伝えるだけでも防げることがあります。
暗号資産を安全に始めたい方は、金融庁に登録された取引所の選び方からまとめた、下の記事を読んでみてください。
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