Web3.0って何?何が凄いの?今後社会がどう変わるの?完全初心者の私にもわかりやすく優しい言葉で説明して欲しいな……
この記事では、こんなお悩みを解決いたします!
ご覧いただき、ありがとうございます。
焼き鳥を焼きながら、Web3.0を研究している将希です。
新しい時代の扉が開かれようとしています。
Web3.0とは、その扉の先に広がる自由なネット社会を象徴する言葉(概念)です。
今までのWeb1.0やWeb2.0では中央集権的な組織が主役でしたが、Web3.0では個人が輝く時代が到来します。
この新たな時代には、ブロックチェーン技術が中心にあります。
これにより、個人同士が自由に価値を交換し合い、新たな市場やサービスが生まれるでしょう。
しかし、この革命にはリスクや壁も存在します。
それでも、私たちはこの未来に備えて知識を深める必要があります。
ここまでで既にわけのわからない単語が飛び交い抵抗を覚えたかもしれませんが、この記事では初心者でも理解できるようにWeb3.0の基本から、Web3.0によって社会がどのように変わるかまで丁寧に解説します。
新しい時代の波に乗り遅れないためにも、ぜひこの記事を読んでみてください。
Web3.0の概要(Web1.0からWeb2.0の変遷も説明)
Web3.0に定義はまだない
実を言いますとWeb3.0には、まだ明確な定義は存在しません。
そうであるにも関わらず、最先端の概念として注目されています。
その概念を簡潔に表現すると、「個人が主役となり、自由度の高いインターネット社会」と言えます。
その中核には、「分散型」の特徴があります。
現在のインターネットは、中央集権的な構造が一般的です。
GAFAを筆頭とした大手企業や、国や銀行などの組織が、データやプラットフォームを支配し、個人の情報や行動を管理しています。
これにより、ユーザーは自身のデータや情報について十分なコントロールを持つことが難しくなっています。
一方、Web3.0では、この中央集権的な構造を打破し、「分散型」のネット社会を実現しようとします。
つまり、データやサービスの管理が中央の権威ではなく、ネットワーク全体に分散されるのです。
これにより、個人は自身のデータや情報を管理し、他のユーザーやサービスと直接やり取りすることが可能となります。
現代のインターネット社会は便利な一方で、中央集権的な制度には様々な問題があります。
例えば、個人のプライバシーやデータのセキュリティが脅かされる可能性があります。
また、大手企業や組織が独占的な地位を築き、競争が阻害されることもあります。
Web3.0の登場は、これらの問題に対する解決策を提供する可能性を秘めています。
分散型のインターネット社会によって、個人が自由に情報を共有し、サービスを提供し、その対価を受け取ることができるようになるでしょう。
これにより、より公平で透明性の高い社会が実現するかもしれません。
Web1.0とは?
Web1.0は、1990年代後半から2000年代初頭にかけてのインターネットの初期段階を指します。
この時代のインターネットは、情報を閲覧することが主な目的であり、ユーザーの参加や対話は限られていました。
静的なウェブページが主流であり、個人が情報を発信することは難しかった時代です。
情報を受け取る媒体は、テレビ・新聞・ラジオくらいしかなかった時代だとも言えますね。
Web1.0の問題点
通信速度が遅い
Web1.0の時代には、モデムを使用してインターネットに接続することが一般的でした。
しかし、モデムの通信速度は比較的遅く、ページの読み込みやデータのダウンロードに時間がかかるという問題がありました。
これは、ユーザー体験を損なう要因となりました。
今が5Gの時代と言われていますが、この頃は1Gの時代ですね。
Webを使いこなせる人が少なかった
当時のWeb1.0は、技術的な知識やスキルを持った人々によって主に利用されていました。
一般の人々にとっては、Webページの閲覧や基本的な検索が精いっぱいであり、Webの利用に関する知識や理解が不足している状況でした。
これにより、Webの潜在的な可能性を活かしきれないという問題が生じました。
Web2.0時代とは?【SNS社会の到来】
Web2.0は、2000年代半ばから2010年代初頭にかけてのインターネットの進化を示します。
この時代には、ユーザー同士の交流やコラボレーションが重視され、ブログ、SNS、動画共有サービスなどが登場しました。
ユーザー参加型のウェブコンテンツが増加し、インターネットはより社会的で対話的な場となりました。
日本ではミクシーというプラットフォームが流行りましたね!今現在、みなさんも当たり前に使っているであろうInstagramやLINEもWeb2.0時代の代名詞です。
Web2.0の問題点
中央集権
Web2.0の問題点の一つは、中央集権的な構造にあります。
つまり、多くのWeb2.0プラットフォームでは、データやコンテンツの管理が一元化されたサーバーや企業によって行われています。
これは、ユーザーにとって制御権や所有権が限られていることを意味します。
この中央集権的な構造によって、個人は自分のデータやコンテンツに対してあまりコントロールを持てず、そのデータがどのように利用されるのかも十分に把握できない状況が生まれます。
コンテンツの所有権
Web2.0では、ユーザーが投稿したコンテンツの所有権が明確でない場合があります。
イメージとしては、大きな企業やプラットフォームが巨大なデータの“倉庫”のようなものを所有し、私たち個人はその倉庫からデータやコンテンツを取り出すだけで、それを管理したり所有したりすることはできません。
例えば、SNS上での投稿や画像のアップロードなど、ユーザーが作成したコンテンツがプラットフォーム側によって利用される場合、その所有権や利益分配が明確でないことが問題とされています。
Instagramにあなたが撮影し、投稿したはずのコンテンツが自分のものではなく「Instagram(Meta社)のもの」ってなんだか違和感がありませんか?笑
セキュリティリスク
Web2.0のサービスでは、セキュリティリスクが常に懸念されています。
中央集権的な管理システムは、ハッカーの攻撃やデータ漏洩のリスクにさらされやすく、これによってユーザーの個人情報や機密情報が流出する可能性があります。
個人情報の抜き取り
また、Web2.0プラットフォームでは、個人情報の収集や監視が行われることがあります。
広告ターゲティングや利用者の行動分析など、ユーザーのプライバシーに関わる情報が収集されることがあり、それが不正な目的で使用される可能性もあります。
あなたの興味関心のある分野の広告だけが、あなたのスマホに流れているということです。
ブロックチェーン技術がWebを劇的に変化させた
これまでの問題点を解決してくれる技術、それこそがWeb3.0のキモであるといっても過言ではない『ブロックチェーン』です。
ブロックチェーン技術の概要
ブロックチェーン技術は、分散型台帳技術の一種であり、データをブロックと呼ばれる連続したチェーンに保存する仕組みです。
分散型台帳技術とは、大切な情報を共有するための技術です。通常、重要な情報は一箇所に集約されて管理されますが、分散型台帳技術ではその情報が多くの人々のコンピュータに分散保存されます。つまり、皆さんがその情報を保有していることになります。
例えば、銀行の資金移動情報を考えてみましょう。
通常、その情報は銀行が一手に管理していますが、分散型台帳技術を使用すると、その情報が多くの人々のコンピュータにコピーされます。
そのため、一つの銀行が何らかの不正行為を行ったとしても、他の人々が同じ情報を保有しているため、情報を変更することが難しくなります。
要するに、分散型台帳技術により、データの改ざんや不正が困難になり、信頼性の高い取引が可能となります。
ビットコインは、ブロックチェーン技術を基盤にした仮想通貨の一つです。
その特徴の一つは、仮想の通貨でありながら実際に価値があるということです。
この価値の根拠は、ブロックチェーン上での取引データの信頼性にあります。
先ほども述べた通りブロックチェーンは、分散型台帳技術であり、取引データが不正に改ざんされることが困難です。ビットコインの取引もブロックチェーン上に記録され、これらの記録は一般の人々によって管理されています。
つまり、ビットコインの価値は、その取引データが改ざんされずに信頼性の高い状態で記録されていることによって裏付けられています。
さらに、ビットコインの供給量は限られており、新しいビットコインの発行には特定の条件が必要です。
このため、ビットコインは通貨としての希少性を持ち、需要と供給のバランスが価値を支えています。
このように、ブロックチェーン技術によって記録された信頼性の高い取引データと、希少性によって、ビットコインは仮想通貨としての価値を保っています。
そして、この技術の透明性や信頼性が、仮想の通貨であるにも関わらず、ビットコインに価値を与えている重要な要素となっています。
ブロックチェーン技術の応用:イーサリアム
イーサリアムは、ブロックチェーン技術を活用して作られたプラットフォームで、これを「アプリを動かすための土台」と捉えることができます。
イメージとしては、建物を建てるための土地として機能すると言えます。
イーサリアム上では、スマートコントラクトと呼ばれる機能が実装されています。
これは、事前にプログラムされた条件が満たされた場合に自動的に実行される契約の仕組みです。
例えば、自動販売機のように「特定の条件が満たされたら自動的にアクションを起こす」というような契約をプログラムすることができます。
イーサリアムの上で動作する仮想通貨は、一般的にイーサリアム(ETH)と呼ばれています。
これは、イーサリアム上での取引やアプリケーションの実行に必要な通貨であり、イーサリアム上での経済活動の基盤となっています。
Web3.0の注目市場
NFT(エヌエフティー)
NFT(Non-Fungible Token)とは、「非代替性トークン」と呼ばれます。
この言葉を分解して説明すると、次のようになります。
まず、「非代替性」という言葉ですが、これは「代替不可能」を意味します。つまり、世界で唯一のもの、同じものが存在しないものという意味です。例えば、ある絵画や特定の土地などが非代替性を持ちます。そのため、その絵画や土地を他のものと置き換えることはできません。
次に、「トークン」という言葉ですが、これはNFTの文脈ではデジタル上での価値を表すものとして使われます。具体的には、ブロックチェーン上に記録される特定のデジタルアセットの所有権や取引履歴などが、トークンとして表現されます。
例えば、JPEG画像がNFTとして登録(正しくは鋳造)されると、その画像はデジタル上で唯一無二の存在となります。
私の保有しているNFTを例に出しますね。
このNFTは日本最大のNFTプロジェクト
『CryptoNinja Partners』の
Narukami-Rosy-faced lovebird(blue) #02713
です。
NFTには、その取引履歴や固有のIDなどが記録されており、誰が所有者であるかや画像の経緯などを確認することができます。
そのため、その画像の真正性や価値を証明することができるのです。
現代のデジタルデータは、簡単にコピーされたり偽造されたりすることがあり、その結果、価値が低下することがあります。
しかし、NFTはデジタルアセットに非代替性を与え、その価値を保護することができる革命的な技術です。
そのため、NFTはデジタルアートやコレクションの分野で大きな注目を集めています。
DeFi(ディーファイ)
DeFi(Decentralized Finance)は、分散型金融を指します。
従来の金融機関が中央集権的な管理を行っているのに対し、DeFiはブロックチェーン技術を活用して、管理者がいない分散型の金融サービスを提供します。
DeFiの代表的なプラットフォームの一つが「Uniswap」ですが、DeFiは以下のような様々なことが可能になります。
- 暗号資産(仮想通貨)の受け渡し:時間や場所、相手を選ばずに仮想通貨の送受信ができます。
- 暗号資産(仮想通貨)を預けて利息を得る:通常の銀行口座の利息と同様に、仮想通貨を預けることで利息を得ることができます。
- 暗号資産(仮想通貨)の貸し借り:プラットフォーム上で借り手と貸し手をマッチングし、仮想通貨の貸し借りを行うことができます。
- 暗号資産(仮想通貨)同士の交換:外貨両替のように、異なる種類の仮想通貨を交換することができます。
つまり、銀行の業務がブロックチェーンでできるのです。
DeFiの大きな特徴は、管理者がいないことです。
これにより、個人情報の入力が不要で匿名性が確保されます。
また、ウォレットさえあれば誰でも簡単に利用でき、口座開設や送金に関する面倒な手続きが不要です。
DeFiは、従来の金融システムに比べてより開放的で柔軟なサービスを提供し、世界中の人々に金融サービスへのアクセスを提供することが可能となります。
これにより、個人の経済活動や資産運用がより自由で効率的に行えるようになると期待されています。
日本にいると気付きませんが、世界中には銀行口座を持てない貧困層がたくさんいます。理由はシンプルに『信用がないから』です。Defiにより、個人の経済活動や資産運用がより自由で効率的に行えるようになると期待されています。
メタバース
メタバースとは、ネット上に作られた仮想空間のことです。
これは、現実の世界とは異なる仮想の世界であり、人々は自分のアバターを作成し、この仮想空間内で交流や活動を行います。
例えば、オンラインでのイベントや会議、ゲームなどがメタバース内で開催されます。
最近、Facebook社がMeta社に社名変更したことで、メタバースがさらに注目を集めました。
メタバースでは、管理者がいないため個人情報を一切開示せずに世界中の人々と交流することが可能です。
これは、プライバシーやセキュリティの観点からも重要です。
また、メタバースとNFT(Non-Fungible Token)は密接な関係にあります。
ブロックチェーン技術を活用したメタバースでは、仮想アイテムや土地などがNFTとして取引されることがあります。
これにより、ユーザーは自分の所有するNFTをメタバース内で披露したり、他のユーザーと取引したりすることができます。
NFTはまさにファッションのように、個々のアイデンティティや個性を表現する手段となっています。
将来的には、メタバースが会議やイベントの中心となる可能性もあります。
現実世界とメタバースが融合し、より豊かなコミュニケーションや体験が提供されることが期待されています。
ブロックチェーンゲーム
ブロックチェーンゲームは、ブロックチェーン技術を活用したゲームのことであり、プレイヤーが所有するアイテムやキャラクターがブロックチェーン上で管理されます。
これにより、ゲーム内のアイテムやキャラクターの所有権が確保され、プレイヤー同士での取引が可能となります。
ブロックチェーン技術によって生み出された『稼げるゲーム』は、ゲーム業界に革命をもたらしました。
その代表例として挙げられるのが『Axie Infinity(アクシー・インフィニティー)』です。
このゲームでは、プレイヤーはかわいらしいキャラクター「アクシー」を育成し、バトルに参加することで仮想通貨を獲得することができます。
従来のゲームとの大きな違いは、以下の点にあります。
- 育てたキャラやアイテムの売買が可能: プレイヤーは育てたアクシーを他のプレイヤーに売却したり、他のプレイヤーからアイテムを購入したりすることができます。これにより、プレイヤーは自らのスキルや努力によって得たアセットを現実世界で取引することができます。
- 1つのアイテムが複数のゲームで使用可能: 一部のブロックチェーンゲームでは、プレイヤーが獲得したアイテムが他のゲームでも利用できます。これは、ブロックチェーン技術によってアイテムの所有権やデータが透明かつ信頼性の高い方法で管理されているためです。
ブロックチェーンゲームは、単なる娯楽の枠を超えて、プレイヤーに収益をもたらす新たな経済的機会を提供しています。
プレイヤーがゲーム内で獲得したキャラクターやアイテムは、単なるデジタルの娯楽ではなく、実際の資産として取り扱われることがあります。
このように、ブロックチェーン技術はゲーム産業に新たな次元をもたらし、プレイヤーの参加と成長を促進しています。
Web3.0の革命とリスク
Web3.0では、ブロックチェーン技術により、個人が情報の発信や取引を自由に行うことが可能となります。
これにより、中央集権的な制約から解放されたインターネット社会が実現します。
ここからは、それによる革命とリスクについて触れていきます。
Web3.0で起こる革命
個人の才能と情熱が新たな収益源となる
Web3.0の革命の一つは、クリエイターエコノミーの台頭です。
従来の中央集権型のネットワークとは異なり、Web3.0では個人が自らのコンテンツやスキルを活かして直接的に価値を生み出すことが可能になります。
これにより、クリエイターは独自のファンベースを築き、自身の才能や情熱に基づいて収益を得ることができるようになります。
動画クリエイターやアーティスト、ゲーム実況者などが作り出す経済圏のことです。
YouTubeの例を考えると、権利や収益の大部分はYouTubeが管理しています。
しかし、Web3.0では管理者が存在しないため、クリエイターは直接チャンネル登録者やファンから収益を得ることができるのです。
実際、NFT市場では既にクリエイターがファンを獲得し、NFTを直接販売しています。
管理者がいないことで、個人が自由にビジネスを展開することが容易になります。
手数料削減と即時取引の実現
Web3.0では、ブロックチェーン技術に基づく仮想通貨やスマートコントラクトによって、お金の受け渡しを高速化・簡素化する革命が起こります。
中央集権的な金融機関を介さずに直接的に取引が行われるため、送金手数料が低下し、取引の速度が向上します。
また、スマートコントラクトによって自動的に取引が実行されるため、人間の介入や信頼性の問題が軽減されます。
リーダー不在の組織の誕生【分散化がもたらすより民主的な社会】
Web3.0では、分散型のネットワークによってリーダー不在の組織が生まれることが期待されます。
従来の中央集権的な組織とは異なり、Web3.0ではプロジェクトやコミュニティは個々の参加者によって運営され、意思決定が行われます。
これにより、権力の偏在や利益の不公平が軽減され、より民主的かつ公平な社会が実現される可能性があります。
プライバシー保護と自由な交流の実現
Web3.0では、ブロックチェーン技術によって個人が匿名で世界とつながることが可能になります。
従来の中央集権的なプラットフォームでは個人の情報が集中管理されていましたが、Web3.0では分散型のネットワークによって個人のプライバシーが保護されます。
これにより、個人は自由に情報を共有し、世界中の人々と安全に交流することができます。
Web3.0に潜むリスク:自己責任と知識不足
一方で、Web3.0ではすべてが自己責任となるため、セキュリティやリスク管理の重要性が高まります。
※知識が不足している場合、リスクが高まる可能性があります。
すべてが自己責任
Web3.0が台頭する中、一つの重要なリスクはすべてが自己責任となることです。
従来(Web2.0)の中央集権的なシステムでは、利用者はサービスプロバイダーや機関による保護やサポートを受けることが一般的でした。
サービスを提供する中央管理者がいるおかげで、問題が発生した際にはその管理者が手助けをしてくれます。
例えば、SNSやネットのログイン情報を忘れたときや振込みのトラブルがあった場合でも、管理者(プラットフォームや銀行)がサポートしてくれるので安心です。
しかし、Web3.0では中央権力がなくなり、個々の利用者が自らの行動や取引に責任を持たなければなりません。
このため、誤った取引や詐欺のリスクが増加する可能性があります。
誤送金しても、誰も助けてくれない(物理的に不可能)ということです………
相応の知識が必要
さらに、Web3.0の世界では相応の知識が必要とされます。
ブロックチェーン技術や暗号資産(仮想通貨)の取引方法、セキュリティの確保など、新たな技術や概念に精通していなければ、リスクを回避し成果を得ることが難しくなります。
したがって、利用者は自己教育や情報収集に努める必要があります。
また、Web3.0のサービスを利用するには、これまでのサービスよりも高いハードルがあります。
なぜなら、Web3.0はまだ開発途上であり、海外での発展が主流だからです。
そのため、日々進化する業界の情報を追いかけるには相応の知識が必要です。
しかし、これらの面倒さを乗り越え、新たな技術に積極的に取り組むことで、Web3.0の世界に触れることができます。
Web3.0の発展を阻むもの
既得権益が黙っていない
Web3.0の進化により、これまでの中央集権的な組織や慣行に揺らぎが生じます。
しかし、既存の権益を持つ組織や団体は、自らの地位や利益を守るために抵抗する可能性があります。
特に金融業界や政府との関係性において、Web3.0の普及を阻むために様々な障害が立ちはだかるかもしれません。
既得権益とDeFiの衝突
もしDeFiが国家レベルで推進される場合、既存の金融機関や政府がどのように影響を受けるかが焦点となります。
銀行機能の低下によって国にどんな影響が出るのか、企業の倒産が拡大することで雇用や経済にどのような影響が及ぶか、そしてこの変化によって生じる社会的な問題にどう対処するかなど、様々な課題が生じます。
全国の金融機関や政府は、これらの課題を無視することはできません。
最善の解決策を見つけるためには、様々な利害関係者が協力し合い、バランスの取れたアプローチを模索する必要があります。
税制・法律の問題
Web3.0の急速な発展に伴い、現行の税制や法律が適用されにくい状況が生じています。
これは、取引の透明性やプライバシーの問題に関する法的な課題が浮上する可能性を意味します。
特に、暗号資産(仮想通貨)の取引やスマートコントラクトの利用など、新たなテクノロジーに対応する法律の整備が急務となっています。
さらに、日本で法人が暗号資産(仮想通貨)を保有する場合、その価値の変動によって含み益が発生し、課税の対象となることもあります。
これにより、法人が暗号資産を保有する際には税務上のリスクや負担が生じる可能性があります。
そのため、法人が暗号資産を取り扱う際には、税務の専門家とよく相談し、適切な対応策を検討することが重要です。
含み益で課税されるなんて、恐怖でしかありませんね。笑
まとめ:みんなで学べば怖くない
Web3.0は確実に社会を変える技術であり、概念であることは間違いありません。
確かに難しいこともたくさんありますし、「今の私の生活に何の関係もないから別に、、、」と言われればそれまでかもしれません。
誰もが面倒くさがってやりませんもんね。
しかし、だからこそチャンスなのです。
ブルーオーシャンなんてものは、探そうにもそうそう見つかるものではありませんからね。
みんなで一緒に学んでゆけば、怖いものなんて何もありません!!
これからも一緒に学びを深めて行きましょう^_^